冬の道を雪や氷から解放する
道路管理の頼もしい味方

防氷剤

防氷剤とは防滑材の一種です。氷点温度を降下させて凍結を防止し、氷盤の結晶を破壊、融解させるものです。凍結防止剤は氷点降下剤(寒剤)とも言われます。

防氷剤の分類

凍結路面対策の化学材料には、路面の水分を凍結させない凍結防止剤と路面の雪氷を融解する融雪剤があり、凍結防止と雪氷融解の働きをするのが防氷剤です。それぞれの特徴を理解した散布方法が効果的です。

凍結防止剤
散布材料の粒子数に比例して凍結温度を下げる。
降雪前に散布し凍結を防止する。
路面水の氷盤を防止し、滑り抵抗を増加させる。
持続効果がある。
融雪剤
降雪後に散布し、氷盤の融解や浸透して剥離させ滑り抵抗を増加させる。
イオン融氷は雪氷の路面付着を防止する。
化学変化熱は一過性である。

ソリトン・コムの防氷剤

ソリトン・コムの防氷剤は、使用目的や路線の特性と総合的な経済性を考慮して、有機塩のカルボン酸系から選択できます。

通常、環境の影響が大きい場合には有機塩(主としてカルボン酸塩)を、その他の路線では環境水準に応じて 混合した無機塩(主として塩化物塩)を使用します。
道路用の防氷剤には、主として塩化ナトリウム(Nacl)や塩化カリウム(Caci2)等の塩化物塩が用いられてきま した。しかし、無機塩は道路や建物のコンクリート、橋梁、車両の金属等に悪影響を与え、また植物や水、土壌環境への影響もあることから、その改善が求められてきました。
そこで開発されたのが環境に優しい成分の有機塩防氷剤です。有機塩防氷剤は建築構造物や環境への影響を改善した優れた防氷剤です。

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